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宿なし車中泊の楽しい車旅  西国霊場第3番 粉河寺 [車旅]

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粉河寺は70年(宝亀元)に創建され、『枕草子』にも登場する古刹。
正式に風猛山[ふうもうざん]粉河寺といいます。

粉河観音宗の総本山で西国三十三カ所第3番札所として名高い
お寺です。

最盛期には七堂伽藍、塔頭550坊、寺領四万石を有し、高野山、
根来寺に次ぐ勢力を誇っていましたが、秀吉の紀州攻めの際に諸
堂を焼失しましたが、江戸時代に再建されました。

粉河本堂1.jpg

大門、中門、本堂、千手堂(いずれも重要文化財)などがたたずむ。
寺の『紙本著色[しほんちゃくしょく]粉河寺縁起』(国宝)は鳥羽僧正
筆のものです。


大きな地図で見る

交通案内

●電車 JR和歌山線粉河駅下車 門前町徒歩15分
●バス JR阪和線熊取駅下車 粉河行乗車 45分
◆バスの時刻等のお問い合わせ 
  0736-75-2151 和歌山バス

●車    阪和自動車道 上之郷または和歌山インターからいずれも
       約35分
●駐車場完備 (有料)100台

粉河寺.gif

広い境内に大門、中門、本堂など堂々たる建物を中心に堂字が多い

桃山風といわれる豪放な石庭、芭蕉や牧水の文学碑なども点在。

紀ノ川北岸の名刹らしいたたずまい、ゆったりした気分で不思議な

伝説の粉河寺縁起絵巻の世界にふれてみたい。

「大門」

粉河大門1.jpg
「大門」


JR粉河駅から北に向かって商店街を抜けると中津川に架かっている赤
い橋があり、その奥に粉河寺の「大門」が見えます。

この付近はかつての門前町の雰囲気を残しています。

大門は三間楼門で、その規模は和歌山県では高野山、根来寺に次ぐ
大きさといわれています。

宝永4年(1706年)の建立とされており、総欅造りである。この大門は数
年前に改修工事が行われました。

「大門」は重要文化財に指定されています。

「仏足石近影」

粉河寺 仏足石.JPG
「仏足石近影」

「仏足石」を近接して撮影したものであるが、表面がかなり風化されており、
指先が確認できるだけで、足形全体は視認できない。

この「仏足石」は文久3年(1863年)の作とされているから、150年以上経日
しています。

「中門」

粉河中門1.jpg
「中門」

現存の「中門」は天保3年(1832年)の建立とされている。

「中門」には四天王が安置されており、「中門」といっても、堂々とした立派
な門であり、西国札所の寺院の山門でもこれだけのものはそう多くはない。

「中門」は重要文化財に指定されています。

「本堂」

粉河本堂1.jpg
「本堂」

「中門」をくぐり、「牧水の歌碑」を左に見ながら奥に進むと広場に出ますと。

広場の北側にある石段を上がった場所に「本堂」が建っています。

現存の「本堂」は享保5年(1720年)に再建されたものといわれ、江戸時代中
期の寺院建築の代表的建造物とされています。

本尊の千手千眼観世音菩薩は西国三十三ヶ所札所では最大であるといわ
れている内陣の厨子の中に安置されており、秘仏であり直接の拝観はでき
ません。

「粉河寺庭園」

「粉河寺庭園」.jpg
「粉河寺庭園」

「本堂」前の石段の西側に「粉河寺庭園」がある。写真は「本堂」の前から見
た「粉河寺庭園」の一部であるが、この場所から庭園全体を見通すことは難
しいです。

庭園(2)

「粉河寺庭園」2.jpg
庭園(2)

「粉河寺庭園」は本堂下の広場から見ると全体像を把握することができる。

写真は庭園東側の石段傍から西側の方向に向かって撮影した「粉河寺庭園」です。

庭園(3)

「粉河寺庭園」3.jpg
庭園(3)

写真は庭園西側の端から東の方向に向かって撮影した「粉河寺庭園」です。

魅力いっぱいの粉河寺、建造物の素晴らしさ・石庭の魅力・などなど一日ゆっくり見て

まわっても飽きることがありません、またもう一度訪れたい心に残る名刹です。



近くには「道の駅 紀の川万葉の里」があります、車中泊にはもってこいの「道の駅 」です。




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