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宿な車中泊の楽しい車旅 道の駅ものがたり [車旅]

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全国に1014ヶ所ある道の駅、人気の道の駅の秘密を探りましょう。

今回は阿蘇外輪山の南西側すそ野、上益城郡山都町(旧矢部町)に、全長
79.64m、橋幅6.65m、橋高21.43m(昭和59年3月の通
潤橋修理工事報告書より)の堂々とした「通潤橋(つうじゅんきょう)」
という、大きな石橋があります。

通潤橋1.jpg

この橋は江戸時代ペリーの来航騒ぎの最中、安政元年(1854)矢部
手永(てなが)惣庄屋(そうじょうや)布田保之助(ふたやすのすけ)の
企画、石工丈八(じょうはち)達の技術、矢部郷住民の献金と労力奉仕の
もとに完成した記されています。

この橋は人を渡す橋ではなく、橋の上に石造パイプを3列並べた通水管を
通し、水を渡す水路橋であです。

水路は水の吹上口が取入口より約6m低くなり、逆サイホン(注)とも呼ば
れる連通管によって対岸に水を送る特異な構造になっています。

通潤橋2.jpg

アーチ橋自体の技術史上、また文化史上貴重な遺構、極めて重要な建造物と
認められ、昭和35年2月9日に文化財保護法の規定により、国の重要文化
財にも指定されました。

むかしここ白糸台地に住む民衆は水不足に悩まされ、灌漑用水はおろか飲み
水にも事欠く生活でした。

江戸時代、民衆を救う為に時の庄屋、布田保之助が “肥後の石工” の高い
技術を用いて築いたのがこの “通潤橋” で、橋の長さ75.6m、高さが
20.2mあります。

約6千個もの石材を組み合わせた石造りアーチ水道橋として日本最大級で、
“国指定の重要文化財” になっています。

送水管に堆積した泥や砂で送水管が詰まるのを防ぐために定期的に放水され
ていたのですが、これが今では貴重な観光資源となり、毎週土日の正午に放
水されます。

予約をすれば1回10,000円での有料放水もあるそうです。
(以前は5,000円だったのに値上がりしている!)

その通潤橋の前に「道の駅 通潤橋」があります

道の駅通潤橋.jpg

まず最初に物産館 “虹の通潤橋” があり、広い店内には色んな珍しい特産
品がありました。

その他に“食事処いしばし”や通潤橋史料館”ゆっくり見て回れますが資料
館は有料でした。

その前に恐竜らしき大きな3体の像が飾ってありましたが、ここ旧矢部町で
は毎年9月の第一土日に “八朔祭り” というのが催されます。

通潤橋恐竜.jpg

豊作祈願の祭りとしてこのような巨大な大造り物が町を練り歩きま.







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