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宿なし車中泊の楽しい車旅   西国三十三箇所巡り [車旅]

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3年前、人生も終盤にかかり、観音霊場を巡れば生前に悪いこと
をしていて地獄へ送られることがあっても減罪をしてくれる功徳が
ある、ということを信じ西国三十三箇所巡りを始めました。

途中何度か体調を崩し入退院を繰り返し遅れましたが何とか全て
回らせて貰うことが出来ました。

長野の善光寺へもお礼参りに行かせていただきました。

善光寺.jpg

三十三所巡礼長谷寺の開基である徳道上人が亡くなった時に、
閻魔大王に会って、生前の悪いことをして地獄へ送られる人があ
まりにも多いので、日本にある三十三箇所の観音霊場を巡れば
減罪をしてくれる功徳があるので、巡礼によって人々を救うように
託され現世に戻されました。

そして閻魔大王の命により霊場を定めたそうです。

しかし、上人はこの巡礼を人々に説くのですが、世間の信用が得
られず普及しませんでした。

270年後、花山法皇が那智山を参拝していた時に、熊野権現(く
まのごんげん〉が姿を現して、上人が定めた三十三の観音霊場を
再興するようにお告げを受けました。

そこで仏眼上人を案内人に、三十三所霊場を巡礼したことから、
やがて人々に広まったそうです。

実際に巡礼すると何があるのかと考える方もいると思うのですが、
それは巡礼後自分の心に問いかけて見てください。

西国三十三箇所観音巡礼の旅


より大きな地図で 西国三十三所観音霊場 を表示

西国三十三箇所観音巡礼の振り出しは紀伊半島の南の端、那智山
青岸渡寺から始まる。

入り口は急な石段道が500段ほど上がったところで二手に分かれる。
左手が熊野那智大社で、右手が青岸渡寺。

もともと那智の滝を中心にした神仏習合(しんぶつしゅうごう)の一大
修験道場だったが、明治初期に青岸渡寺と那智大社に神仏を分離
した。

太古の自然が息づく広々とした境内、どっしりとした堂塔、静寂その
もののなかに白い一本の大滝。

西国巡礼のスタートにふさわしいたたずまいです。

青岸渡寺本堂

青岸渡寺自.jpg

「本堂」は推古天皇の時代に創建されたといわれており、現在までに
数回改築されているらしい。

現存の本堂は、織田信長の軍勢によって焼き討ちされた後、天正18年
(1590年)に豊臣秀吉が弟秀長に再建させたものであるといわれており、
大正13年(1924年)に修理されているという。

「本堂」に祀られている本尊、如意輪観世音菩薩像は、推古天皇の代に
生仏上人が刻んだもので、裸形上人が感得した観音仏を胎内仏にしてい
るという。
これが真実とすれば、約1400年も前に造られた由緒のある仏像ということ
になるが、何故か文化財の指定がない。

本尊は秘仏であり、前立ちの如意輪観音座像が安置されている。通常、
本尊は直接拝観できないが、2月に一日だけ開扉されているようである。


三重塔と那智大滝

青岸渡寺と那智大滝.jpg

本堂横を北側に下りると朱塗りも鮮やかな「三重塔」が間近に、その奥に
「那智大滝」が見える。

この「三重塔」は昭和47年(1972年)に再建されたといわれている通り、見
た目にも新しい建物である。

その内部には飛滝権現本地千手観音が安置されており、内部の壁面に
は彩色の金剛諸界仏、観音、不動明王などの壁画が描かれている。
ただ、建物が新しいだけに、壁画も新しい。

塔の二、三階は展望所になっている。
寺の人が、「特に二階は那智大滝の展望場所として最適です」と教えて
くれた。


今夜の車中泊は「道の駅 なち」はいかがですか?

道の駅なちの.jpg

「道の駅 なち」は国道42号と那智勝浦バイパスの合流点近くに在り、世界
遺産に登録された那智の瀧や熊野古道「大門坂」、熊野那智大社・那智
山青岸渡寺が鎮座する那智山など、補陀落渡海等の多くの伝説や歴史
に彩られた地域の玄関口に位置しています。

また、熊野古道中辺路と大辺路が交わる古道散策の拠点として、さらに国
内で水質がもっとも綺麗な海水浴場百選に選ばれた那智海水浴場にも隣
接しており、1kmに及ぶ渚の散策など豊かな自然にも恵まれています。

「那智駅交流センター」は、新鮮な地元農産物や地域特産品の販売や温
泉入浴施設「丹敷の湯」と世界遺産の熊野那智を体感できる「世界遺産情
報センター」など、地域の人々と来訪者が共に集い交流できる施設となって
います。


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